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停電時のシャットダウンとスタートアップの方法

BD FACS™ フローサイトメーターを使用中に予期できない状況により停電が発生した場合の対処方法についてご案内申し上げます


停電が発生した場合の注意点

測定中のデータおよび解析用テンプレートに関して

  • サンプルデータ:保存中に停電が発生した場合、そのデータは保存されません。
  • サンプル測定のためのテンプレート:保存処理をしていないテンプレートは保存されません。
    ただし、サンプル測定のためのシートはサンプルデータとは別に個別にあらかじめ保存することができます。シートを作成後に保存し、サンプル測定、記録を実施しておくことをお勧めします。各ソフトウエアの保存方法を下記にお知らせします。
  • BD CellQuestの場合:テンプレートを作成後に保存してください。
  • BD FACSDivaの場合:テンプレートを作成後、エクスペリメントを一度クローズしてください。

稼動中のフローサイトメーター
  • 停電発生時には、停電後すみやかにフローサイトメーターの電源スイッチを全てOFFにします。
    停電復旧時に自動的に動き出さないような状態にします。
  • 停電が解除され、電源の安定供給を確認後、通常のスタートアップを実施します。
    未完了な状態で停止したフローサイトメーターを再度スタートアップすることにより初期状態にリセットし、測定可能な状態にします。
    その後、ご使用にならない場合は、通常のシャットダウンを実施します。

Sorting中のフローサイトメーター
  • 機器の処理:上記の「稼動中のフローサイトメーター」と同様に行ってください。
  • Sorting中のサンプル:瞬時に電源が切れた場合にはsortingの設定条件を維持した状態で停止すると考えられますが、可能でしたら電源復旧後、サンプルの純度等ご確認下さい。

尚、予期せぬ停電で電源が切れてしまっても、そのような状況が頻繁に繰り返されない限りフローサイトメトリーが異常をきたすことはほとんどありません。


BD FACSAria™, BD FACSAria™ II, BD FACSAria™ III, BD FACSAria™ Special Order Systemの場合

 停電発生が発生した場合、フローサイトメーター全ての電源をOFFにします。
  ※ソーティング中の場合は、ソート回収チューブもしくはソート回収プレートを取り出し、その後の処理を最初に実施してください。

  • BD FACSAria本体左側の緑色メインスイッチをOFFにします。
    メインスイッチおよびレーザーの電源はスイッチボタンが出た状態がOFFになります。
  • レーザーの電源をOFFにします。
  • オプション(AMO、TCO)メインスイッチをOFFにします。(ご使用中の場合のみ)
    詳細はユーザーズガイドをご参照下さい。

 電源供給復旧後に、通常通りのスタートアップを実施します。
  • 停電により強制停止してしまった場合は、初期状態に戻すためにスタートアップを実施してください。
    その後通常通りご使用になれます。
    電源供給復旧後、ご使用にならない場合は、スタートアップ実施後、通常のシャットダウンを実施してください。


BD FACSCanto™, BD FACSCanto™ IIの場合

 停電発生が発生した場合、フローサイトメーターの電源をOFFにします。

  • BD FACSCanto, BD FACSCanto II 本体左側の緑色メインスイッチをOFFにします。
    電源スイッチボタンが出た状態がOFFになります。

 電源供給復旧後に、通常通りのスタートアップを実施します。
  • 停電により強制停止してしまった場合は、Fluidicsカートの各液量を確認した後で、初期状態に戻すためにスタートアップを実施してください。
    その後通常通りご使用になれます。
    電源供給復旧後、ご使用にならない場合は、スタートアップ実施後、通常のシャットダウンを実施してください。


BD FACSCalibur™の場合

 停電発生が発生した場合、フローサイトメーターの電源をOFFにします。

  • BD FACSCalibur右側の緑色のスイッチをOFFにします。電源スイッチボタンが出た状態がOFFになります。
  • ステップアップトランスのスイッチをOFFにします。
    ステップアップトランスはスイッチを下へ下げた状態がOFFです。(スイッチが無いタイプのものは必要ありません)
  • サンプルチューブを取り外し、蒸留水の入った試験管をセットします。
  • シースタンクの圧力を抜きます。

 電源供給復旧後に、通常通りのスタートアップを実施します。
  • 初期状態に戻すためにスタートアップを実施してください。
    サンプルチューブ内に残ったサンプルを排出するために、RUNの状態でサンプルチューブサポートアムを横にし、2分以上待ちます。
    レーザーウォームアップ後に通常通りご使用になれます。
    その後、ご使用にならない場合は、通常のシャットダウンを実施してください。


BD LSRFortessa™, BD™ LSRの場合

 停電発生が発生した場合、フローサイトメーターの電源をOFFにします。

  • BD LSRFortessa右側の緑色のスイッチをOFFにします。
    スイッチボタンが出た状態がOFFになります。
  • BD LSR正面のスイッチをOFFにします。
    スイッチボタンが出た状態がOFFになります。
  • ステップアップトランスのスイッチをOFFにします。
    ステップアップトランスはスイッチを下へ下げた状態がOFFです。(スイッチが無いタイプのものは必要ありません)
  • サンプルチューブを取り外し、蒸留水の入った試験管をセットします。

 電源供給復旧後に、通常通りのスタートアップを実施します。
  • 初期状態に戻すためにスタートアップを実施してください。
    サンプルチューブ内に残ったサンプルを排出するために、RUNの状態でサンプルチューブサポートアムを横にし、2分以上待ちます
    レーザーウォームアップ後に通常通りご使用になれます。
    その後、ご使用にならない場合は、通常のシャットダウンを実施してください。


BD FACSArray™の場合

 停電発生が発生した場合、フローサイトメーターの電源をOFFにします。

  • BD FACSArray本体正面のグレー色メインスイッチをOFFにします。
    ※サンプルプレートは取り出せません。電源を再投入した時に自動的にイジェクトされます。

 電源供給復旧後に、通常通りのスタートアップを実施します。
  • 自動イジェクトされたサンプルプレートを取り除きます。
  • BD FACSArrayソフトウエアを起動し、初期状態に戻すためにスタートアップを実施してください。
    その後通常通りご使用になれます。
    ご使用にならない場合は、スタートアップ実施後に通常のシャットダウンを実施してください。


BD FACSVantage™, BD FACSVantage™ SEの場合

 停電発生が発生した場合、フローサイトメーターの電源をOFFにします。
  ※ソーティング中の場合は、ソート回収チューブもしくはソート回収プレートを取り出しその後の処理を最初に実施してください。

  • BD FACSVantage, BD FACSVantageSEドア内のメインスイッチをOFFにします。
  • 本体メインプレッシャースイッチを下げOFFにします。
  • 配電盤とコントローラーのレーザー電源スイッチをOFFにします。
  • フルディクスコントロールノブをOFFにします。
  • コンプレッサーとアスピレーター共通スイッチをOFFにします。
  • レーザー冷却用ポンプコンセントを抜き、電源をOFFにします。
    ※必ずコンセントを抜いてOFFにしてください。電源供給後自動的にONになり、水供給バルブが閉まった状態になるとポンプが破損します。
  • レーザー冷却時間経過後に冷却水供給バルブを閉めます。
  • サンプルチューブを取り外し、蒸留水の入った試験管をセットします。

 電源供給復旧後に、通常通りのスタートアップを実施します。
  • 初期状態に戻すためにスタートアップを実施してください。
    サンプルチューブ内に残ったサンプルを排出するために、フルィディクスコントロールノブをRUNの状態でサンプルチューブから逆流させ、2分以上待ちます。
    レーザーウォームアップ後に通常通りご使用になれます。
    その後、ご使用にならない場合は、通常のシャットダウンを実施してください。


BD FACS™ Sample Prep Assistant III の場合

 停電発生が発生した場合、BD FACS Sample Prep Assistant IIIの電源をOFFにします。

  • BD FACS Sample Prep Assistant III左側の黒色のスイッチをOFFにします。
    スイッチは"0"を押した状態がOFFです。
  • ステップアップトランスのスイッチをOFFにします。
    ステップアップトランスのスイッチはノブを下へ下げた状態がOFFになります。(スイッチが無いタイプのものは必要ありません)
    この時、セーフティーカバーを開けないでください。サンプルチューブは取り外せません。

 電源供給復旧後に、通常通りのスタートアップを実施します。
  • BD FACS SPAソフトウェアを起動すると自動プライムを実行しホームポジションに戻ります。
  • BD FACS Sample Prep Assistant III 内に残ったサンプルチューブを取り出します。この状態で、通常通りご使用になれます。
    その後、ご使用にならない場合は、通常のシャットダウンを実施してください。


お問合せ先
インスツルメンツサポートホットライン
TEL: 0120-7099-12
セルアナリシス学術カスタマーサポート
TEL: 0120-4890-77