東日本大震災後のダイアグノスティックシステム事業部製品の供給状況に関するお知らせ

東日本大震災で被災された皆様方、そのご家族の方々にお見舞い申し上げますとともに、早期の復旧復興をお祈り申し上げます。
さて、震災以降、弊社ダイアグノスティックシステム事業部の製品供給に関し大変ご不便をおかけいたしておりますが、現在の状況に関しましてお知らせ申し上げます。
本日より福島配送センターにて出荷業務を再開し、東京の臨時配送センターと共に、順次製品群と出荷量を拡大していく予定でございます。

1. 臨床的に重要性の高い主要血液培養ボトルにつきましては、すでに先週までに東京の臨時  配送センターより、20万本弱の出荷を行いました。

2. 生培地の製造につきましては、先週より水の供給が再開され、復旧作業を開始いたしました。現在の見通しでは4月下旬の製造再開を見込んでおります。ご注文は引き続きお受けすることができませんが、その間の対応として、福島配送センターに保管されている在庫を本日より限定的に出荷を開始いたします。また、輸入品の手配も合わせて進めております。

3. BDシュアパス™関連製品につきましては、先週より少量ながら出荷を再開しており、今後製品群と数量を拡大してまいります。

4. その他の製品につきましては、本日より出荷を順次拡大していく予定でございます。

※製品をいち早くお届けすることを優先しているため、各試薬製品のロットにつきましては、逆転することがございますが、しばらくの間ご容赦いただきますようお願い申し上げます。

5. 機器に付きましては、4月以降の設置再開に向けて、個別に設置時期をご相談させていただきます。

お客様及び関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけして誠に恐縮でございますが、何卒諸事情ご賢察の上、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。