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採血法変更のお知らせ

厚生労働省の平成17年1月4日付通知(薬食安発代0104001号)により、真空採血管等の添付文書の採血手順が変更されることになりました。改訂添付文書は後日掲載予定です。

以下の条件を満たす製品を全て使用する場合、駆血帯を装着した状態で採血を行うことができます。

滅菌済み真空採血管の使用

単回使用ホルダー

  • 駆血帯を装着したまま採血するためには、厚生労働省の通知のとおり、「ホルダーは患者ごとの使用とし、使用後は廃棄すること」が必要です。
  • ホルダーに付着した血液を介した交差感染の危険性や、消毒剤による材質の劣化によって採血針がホルダーから脱落するなどの危険性が、指摘されています。
  • これらのリスクを低減するために、BDは単回使用を前提に設計されたBD バキュテイナ™シングルユースホルダーのご使用をお奨めいたします。
  • BD バキュテイナ™シングルユースホルダーは単回使用専用の医療用具として承認を得ておりますので、消毒液などを用いた再利用は危険ですのでお控えください。

耐圧性能を有するゴムスリーブ付採血針

  • 米国では2000年11月6日、針刺し事故防止法が成立しました。この法律は、安全器材の使用により医療従事者を針刺し事故から守るためのものです。
  • 日本でも、厚生労働省が平成16年2月17日付で周知を求めた、日本感染症学会等5団体による「真空採血管を用いた採血業務に関する安全管理指針」では、採血管からの逆流のリスクや汚染されたホルダーによる感染のリスクに加え、針刺しのリスクも指摘されています。
  • BDは、耐圧性能を有するゴムスリーブが使用されているバキュテイナシステムの採血針の中でも、針刺し事故防止機能付きのBDエクリプス™安全機能付き採血針のご使用をお奨め致します。