BD、2009年度 第2四半期の業績を発表

継続事業からの1株当たり利益は $1.06(特別項目を除くと $1.18)
2009年度通年の継続事業からの1株当たり利益(特別項目を除く)が当初の見込み通りとなることを再確認

(注: 本リリースは、米Becton, Dickinson and Companyが2009年5月4日(米国現地時間)に発表したプレスリリース “BD Announces Results for Second Fiscal Quarter” を日本語に翻訳再編集したものです。本リリースの内容については英文資料を基本とし、翻訳文と解釈が一致しない場合は英文を優先とします。詳細はhttp://www.bd.com/press/をご参照ください。)

2009/05/13
※プレスリリースは発表時のものを掲示しております。発表後、内容に変更がある場合がありますのでご注意ください。

2009年4月28日-ニュージャージ州 Franklin Lakes発

BD(ベクトン・ディッキンソン アンド カンパニー) [ニューヨーク証券取引所上場: BDXと略記] は、本日、2009年3月31日に終了の当年度第2四半期の売上高が17億4,100万ドルとなり、対前年同期比で0.4%減少したと発表しました。なお、この売上高の減少率には、約3.4%相当の為替相場変動の悪影響分が含まれています。
同社の会長兼CEOエドワード・ラドウイッグ氏は、「世界的な経済的不況に直面しながらも、為替相場変動の悪影響分を除けば、当期に当社が3事業部門の全てで売上を伸ばすことができたことは喜ばしいことです。この売上の伸長と、経費の管理強化および通貨リスクの管理という重点課題への継続的取り組みにより、我々は当初の見通しどおりの利益(調整後)を達成することができました」と述べると共に、「2009年度前期の堅調な業績に加え、BD全体にわたる事業効率の継続的向上に最大の努力を尽くすことで、我々は、2009年度通年の予想利益(調整後)を必ず達成できるものと確信します」と語っています。


2009年度および2008年度の第2四半期ならびに前期の利益

2009年度の第2四半期の継続事業からの希薄化後1株当たり利益は$1.06でしたが、これには、本日、証券取引委員会に届け出たフォーム8-Kに関する現況報告に記載の、”直接購入者(BDの販売代理店を含む)を原告とする反トラスト法関連訴訟” の和解契約に関連する税引き前費用4,500万ドル(継続事業からの希薄化後1株当たり利益11セント相当)が含まれています。この11セント相当分を除くと、2009年度第2四半期の継続事業からの希薄化後1株当たり利益は $1.18であり、前年同期の継続事業からの希薄化後1株当たり利益$1.09 に比べ 8%増加しました。2009年3月31日に終了した6カ月間の継続事業からの希薄化後1株当たり利益は $2.32でしたが、前述の11セント相当分を除くと、当該期間の継続事業からの希薄化後1株当たり利益は $2.43 であり、前年同期の継続事業からの希薄化後1株当たり利益 $2.16 に比べて12.5%増加しています。


事業部門別の業績

BDメディカル部門では2009年度第2四半期の全世界の売上高が、為替相場変動の悪影響分5%を織り込み後では対前年同期比3%減少して8億9,700万ドルとなりました。この為替相場変動の悪影響分を除くと、メディカル・サージカルシステムズ製品の全世界売上高の伸びは予想された米国の薬剤充填済み(プレフィルド)シリンジの売上減少によって一部相殺されました。2009年3月31日に終了した6カ月間のBD メディカル部門の売上高は、為替相場変動の悪影響分4%を織り込み後では対前年同期比 2%減少しましたが、為替相場変動の悪影響分を除くと、同期間におけるBD メディカル部門の売上高は対前年同期比 2%増加しました。
BD ダイアグノスティックス部門では、2009年度第2四半期の全世界売上高が、為替相場変動の悪影響分3%を織り込み後で対前年同期比 2%増加し、5億4,000万ドルとなりました。この部門の安全機能付き製品、がん診断関連製品および感染症検査システムの売上の増加は、米国でインフルエンザがあまり流行しなかったことによる関連検査製品の売上高減少で一部相殺されました。2009年3月31日に終了した6カ月間のBD ダイアグノスティックス部門の売上高は、為替相場変動の悪影響分3%を織り込み後で対前年同期比 3%増加したが、為替相場変動の悪影響分を除くと、同期間のBD ダイアグノスティックス部門の売上高は対前年同期比 6%増加しました。
BD バイオサイエンス部門では、2009年度第2四半期の全世界売上高は対前年同期比 3%増加し、3億400万ドルとなりました。とりわけ西ヨーロッパと日本における研究用製品/試薬の売上高の堅調な伸びは、主に米国の大学/バイオ市場における研究関連投資の減少によって一部相殺されました。2009年3月31日に終了した6カ月間のBD バイオサイエンス部門の売上高は為替相場変動の好転分1%を織り込み後で対前年同期比 7%増加しましたが、為替相場変動の好転分を除くと、同期間のBD バイオサイエンス部門の売上高は対前年同期比 6%増加しました。


地域別の業績

2009年度第2四半期における米国の売上高は対前年同期比1%減少し、7億7,800万ドルとなりました。また、同4四半期における米国外の売上高は、為替相場変動の悪影響分6%を織り込むと対前年同期並みの9億6,300万ドルでした。2009年3月31日に終了した6カ月間の米国の売上高は対前年同期比1%増加し、15億8,700万ドルとなりました。また、同期間における米国外の売上高は対前年同期比 0.5%増加して18億8,700万ドルとなりましたが、これには、為替相場変動の悪影響分6%が織り込まれています。

2009年度の通年業績見通し

当社は、特別な項目を除く2009年度通年の継続事業からの希薄化後1株当たり利益が、2008年度の同利益 $4.46に対し、9〜11%増加することを再確認しています。また、2009年度通年の継続事業からの希薄化後1株当たり利益は、2008年度の同利益に対し 7〜9%増加すると予想しています。

カンファレンスコールに関する情報

BDの2009年度第2四半期業績および通年業績見通しに関するカンファレンスコールが、2009年4月28日(火) 東部標準時間午前10時にBDのウェブサイト(www.bd.com/investors) で、関連するスライドと共に、ライブ中継で提供されます。また、このカンファレンスの模様は2009年5月5日(火) 中、BDのウェブサイト(www.bd.com/investors)もしくは1-800-642-1687(米国内用電話)か1-706-645-9291(海外用電話)を通じて再提供されます。カンファレンスID番号は92219921です。

本ニュースリリースには米国で一般に公正妥当と認められた会計原則(GAAP)以外の業績測定基準が含まれています。また、そうした基準または他の業績基準をGAAPに合わせて行った調整が本ニュースリリースおよび添付した財務関連に含まれています。