日本BD、2010年度 グッドデザイン賞を受賞
極小インスリン用注射針 「BD マイクロファインプラス™ 32G x 4mm Thin Wall」

2010/10/15
※プレスリリースは発表時のものを掲示しております。発表後、内容に変更がある場合がありますのでご注意ください。
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社(略称:日本BD、本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:フランク・フローリオ)のペン型注入器用注射針「BD マイクロファインプラス™ 32G x 4mm Thin Wall」」が、このたび、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2010年グッドデザイン賞」(Gマーク)を受賞いたしました。「BD マイクロファインプラス™ 32G x 4mm Thin Wall」は、長さが4mmと最も短い※1形状を実現し、使用者にとって使い勝手の良い針を完成させたデザインが評価され、受賞に至りました。この極小のペン型注入器用注射針は、糖尿病患者さんの自己注射によるインスリン治療がより向上するよう、設計されています。

「BD マイクロファインプラス™ 32G x 4mm Thin Wall」は、インスリン用としては既存のペン型注入器用針の中では最も短い4mmで※1、さらに太さが先端から根元までがわずか32G(0.23mm) のストレート形状となっています。これにより、患者さんの注射に対する抵抗感や怖さを大きく和らげることが期待されます。さらに、インスリン注射で望ましいとされる、皮下への効果的なインスリン投与を実現し、臨床的に問題とされる筋肉内注射のリスクを低減します※2

1924年に、米国にてインスリン用シリンジを世界で始めて発売して以来、BDは、常にインスリン用シリンジおよびペン型注入器用針の領域で世界をリードしてきました。当社は、糖尿病の患者さんに、より優れた注射治療をお届けすることをコミットしており、今回開発された「BD マイクロファインプラス」製品はその1つの成果です。毎日自己注射をなさる糖尿病の患者さんにとって使いやすく安全な製品をお届けするため、今後とも一層、開発に取り組んでまいります。

※1: 2010年10月現在、日本国内で販売されているペン型注入器用注射針の中では最も短い(4mm)注射針です。
※2: Gibney MA, Arce CH, Byron KJ, Hirsch LJ. Skin and subcutaneous adipose layer thickness in adults with diabetes at sites used for insulin injections: implications for needle length recommendations. Curr Med Res Opin 2010; 26 (6): 1519–1530.

「BD マイクロファインプラス™ 32G x 4mm Thin Wall」製品写真(米粒との比較写真)
「BD マイクロファインプラス™ 32G x 4mm Thin Wall」製品写真
(米粒との比較写真)

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