BD、カルメル・ファルマ社の買収完了

(注: 本リリースは、米Becton, Dickinson and Companyが2011年8月16日(米国現地時間)に発表したプレスリリース “BD Completes Acquisition of Carmel Pharma” の本文を参考として日本語に翻訳再編集したものです。本リリースの内容については英文プレスリリースが正本であり、日本語翻訳版と解釈が一致しないと思われる場合は英語版原文に従うものとします。また、米国連邦証券法に基づく「forward-looking statements (将来見通しに関する説明)」に関する注釈については翻訳を控えております。英文プレスリリースの原文はhttp://www.bd.com/press/をご参照ください。)

2011/08/16
※プレスリリースは発表時のものを掲示しております。発表後、内容に変更がある場合がありますのでご注意ください。
米国ニュージャージー州 、フランクリンレイクス、(2011年8月16日) –世界に展開するメディカルテクノロジーのリーディングカンパニーであるBD (Becton, Dickinson and Company) (NYSE; BDX)は、本日、スウェーデンの企業、カルメル・ファルマ社の買収が完了したことを発表しました。同社はバイアルに入った毒性の強い薬剤を安全に取り扱うための先進的な閉鎖式の薬剤投与デバイス、「PhaSeal®システム」を製造しています。この買収により、特に毒性の強い薬剤投与の分野にまで、BDが力を入れている医療従事者の安全確保の対象範囲が拡がります。
BD メディカル - メディカルシステム事業部門社長、アルベルト・マスは、次のように述べています。「カルメル・ファルマ社は、長期的に大きな成長の可能性を持つ市場の初期段階において、リーダー的な存在です。毒性の強い薬剤への暴露という、医療従事者が直面している重要な問題について、認知の向上・啓発活動の推進、そして薬剤部や看護部との関係を構築することで、この製品群を世界中の市場に広げる一歩を踏み出したことを大変うれしく思っています。」
アレキサンダー・コンロイ、BD - 西ヨーロッパ社長は、次のように述べています。「この新しいプラットフォームと、新たな社員をBDに迎えることは、大変喜ばしいことです。医療従事者の安全はBDヨーロッパおよび世界中において重要な課題です。この買収をとおして、BDはセーフティ製品のより充実した品揃えをお客様に提供してまいります。」
当社は、本件買収により、2011会計年度における完全希薄化後ベースの1株当たり利益がおよそ$0.05減額方向への影響を受けると予想しています。この影響は、第三四半期の利益報告において公表した2011会計年度の業績見込みには含まれておりません。