日本BD、高い安全性と信頼の実績を誇る
Vital Signs®麻酔/呼吸関連消耗品の取扱いを開始

2015/11/04
※プレスリリースは発表時のものを掲示しております。発表後、内容に変更がある場合がありますのでご注意ください。


日本ベクトン・ディッキンソン株式会社 (略称「日本BD」、本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長 ジェームズ・リム)は、本年3月のBD社によるCareFusion(ケアフュージョン)社買収に伴い、11月4日より、同社の主力製品群の1つであるVital Signs®(バイタルサイン)ブランド製品群(麻酔/呼吸器関連消耗品)の販売を開始いたします。Vital Signs® 製品は、国内ではこれまでGEヘルスケア・ジャパン株式会社が販売していましたが、これをもって当社に販売元が移管されることとなります。

Vital Signs®製品は、40年以上にわたりディスポーザブルの麻酔/呼吸器関連消耗品として信頼の実績を誇り、GE Healthcare(GEヘルスケア)社麻酔器の純正消耗品として採用されるなど世界的にも高く評価されています。日本国内では、このVital Signs®製品が、BDの新たなブランドとして販売される初のCareFusion製品となります。今後、日本BDでは更にCareFusion製品の導入品目を広げ、「あらゆる人々の健康な暮らしを応援」するために、患者ケアの質と安全性の向上を目指して尽力してまいります。

Vital Signs®ブランド主力製品:

ユニークな構造による軽量化、低死腔設計で効率的な麻酔管理をサポートするLimb-O™回路
Vital Signs®ブランドのLimb-O™(リンボー)麻酔/呼吸回路は、ユニークなΘ(シータ)型構造のディスポーザブル回路で、米国麻酔回路のシェア8割*を有しています(*CareFusion社調査)。一般的な回路は、呼気/吸気用2本のチューブ構造ですが、Limb-O™回路は軽量なシングルチューブ構造で一般的な2本チューブ回路の25%もの軽量化**を実現しています(**自社品比較)。大幅な軽量化によって回路自重によるテンションを減少し、抜管やキンク等のリスクを軽減するだけでなく、低死腔構造の設計によって体重4.5kg以上の小児から成人まで使用できるなど医療従事者にとってストレスフリーな麻酔管理をサポートします。また呼気熱を利用して吸気を温めるので患者さんの体温保持に役立ち、手術中の低体温症リスク軽減にも貢献します。使用後の医療廃棄物量が2本チューブ回路に比べて最大3割削減されるなど環境にも配慮した製品です。
Vital Signs®製品は、他にも30年以上の販売実績を誇り、世界的に評価されている麻酔用マスク、軽量・コンパクト設計ながら高い性能バランスを実現した人工鼻フィルタなど、麻酔/呼吸器関連ディスポーザブル製品を中心に多くの製品群を取り揃えています。また全てラテックスフリー設計ですので安心してご使用いただけます。

(左から)Limb-O™ 麻酔/呼吸回路、Limb-O™ 回路のΘ型構造、使用イメージ図

販売名:麻酔回路セット(VS) 医療機器認証番号:224ABBZX00123000
販売名:呼吸回路セット(VS) 医療機器認証番号:224ABBZX00122000

Vital Signs®製品群
- ディスポーザブル麻酔/呼吸器用回路
- ディスポーザブル麻酔用マスク
- ディスポーザブル麻酔用バッグ
- バクテリアフィルタ付人工鼻
- 呼吸回路除菌用フィルタ
- LED喉頭鏡
- 経口エアウェイ
- インフューザー加圧バッグ
- ソーダライム(二酸化炭素吸収剤)
- 手動式肺人工蘇生器
- ディスポーザブル心電図電極 他