BD、2008年度 第4四半期および通年の業績を発表1

(2008年11月5日-ニュージャージ州 Franklin Lakes発)
(日本語訳版)

BD(ベクトン・ディッキンソン・アンド・カンパニー) [ニューヨーク証券取引所上場: BDXと略記] は、 本日、2008年9月30日に終了の当年度第4四半期の売上高が18億3千6百万ドルに達し、対前年同期比で11%増加したと発表しました。この伸び率には為替相場による押し上げ効果約5%が含まれており、すべての事業業績を引き上げました。
また、BDは、2008年9月30日に終了の事業年度の通年の売上高が71億5千6百万ドルに達し、対前年度比で13%増加したと発表しました。この伸び率には為替相場による押し上げ効果約6%が含まれており、すべての事業業績を引き上げました。
会長、社長兼CEO、エドワード ラドウイッグは、「BDが厳しい事業環境にもかかわらず戦略目標と財務目標を達成し、当年度においても引き続き好業績を挙げたことを報告できることを喜ばしく思っています」と述べると共に、「全ての事業部門がBDの成功と成長に貢献しました。また、厳格な費用管理を実施することで営業利益を増加することができた一方で、当社の製品/技術革新戦略の基盤となる重要な設備投資と研究開発投資は、継続して行いました。」と語っています。

1 本日本語版ニュースリリースは、BD本社の発表した英文のオリジナル版ニュースリリースを翻訳したものです。正確な情報については、英文オリジナル版をご参照下さるようお願いいたします。

2008/11/26
※プレスリリースは発表時のものを掲示しております。発表後、内容に変更がある場合がありますのでご注意ください。
第四四半期の利益および2007、2008両年度の通年利益の分析
2008年度第4四半期の継続事業からの希薄化後1株当り利益は1ドル13セントとなり、2007年度第4四半期の継続事業からの希薄化後1株当り利益98セントに対して15%増加しました。
また、2008年9月30日に終了する12カ月間の継続事業からの希薄化後1株当り利益は4ドル46セントでした。2007年および2008年の各9月30日に終了する12カ月間の継続事業からの希薄化後1株当り利益に関する下記の分析(表1)には、両期間の業績比較に影響を及ぼす特記項目が明示されていますが、2007年度に計上された当該項目を除くと、2008年度の継続事業からの希薄化後1株当り利益は前年度の3ドル84セントに比べて16%増加し、4ドル46セントとりました。

表1 希薄化後1株当り利益
(1) PlassoおよびTriPathの買収に関連して2007年度に計上の買収先における継続中の研究開発に関する費用に相当する、継続事業からの希薄化後1株当り利益額

事業部門別の業績
BDメディカル部門の2008年度第4四半期の全世界売上高は対前年同期比10%増加し、9億5千3百万ドルとなりまし。この部門ではファーマスーティカルシステムズおよびダイアベティーズケア関連製品の売上高が増加しました。2008年9月30日に終了する年度のBDメディカル部門の通年売上高は対前年同期比11%増加し、38億1百万ドルとなりました。
BDダイアグノスティックス部門の2008年度第4四半期の全世界売上高は対前年同期比11%増加して5億5千3百万ドルとなりましたが、これは安全機能付き製品、がん診断関連製品および感染症検査システムの増加によるものです。2008年9月30日に終了する年度のBDダイアグノスティックス部門の通年売上高は対前年同期比13%増加し、21億6千万ドルとなりました。
BDバイオサイエンス部門の2008年度第4四半期の全世界売上高は対前年同期比16%増加し、3億2千9百万ドルとなりました。これは主に、臨床用および研究用製品/試薬の需要が伸びたことによるものです。2008年9月30日に終了する年度のBDバイオサイエンス部門の通年売上高は対前年同期比16%増加し、11億9千5百万ドルとなりました。

地域別の業績
200地域別の業績8年度第4四半期における米国の売上高は対前年同期比3%増加し、8億1千3百万ドルとなりました。また、同4四半期における米国外の売上高は対前年同期比19%増加して10億2千3百万ドルとなりましたが、このうち約9%は為替相場の押し上げ効果によるものです。 2008年9月30日に終了する年度の米国の売上高は対前年同期比5%増加し、31億8千5百万ドルとなりました。また、同年度における米国外の売上高は対前年同期比19%増加して39億7千1百万ドルとなりましたが、このうち約11%は為替相場の押し上げ効果によるものです。

2009年度の通年業績見通し
当社は2009年度の通年売上高が2008年度に比べて概ね1〜2%増加するものと予測しています。この予測には、現在の為替相場に基づき売上高を2008年度比5〜6%押し下げるとの想定が織り込まれています。また当社は、2009年度の継続事業からの希薄化後1株当り利益が、2008年度の継続事業からの希薄化後1株当り利益4ドル46セントに対して概ね8〜10%増加すると予測しています。この予測には、為替相場の悪影響を補って余りある営業利益の改善が織り込まれています。

カンファレンスコールに関する情報
BDの2008年度第4四半期及び通年の業績ならびに2009年度の通年業績予想に関するカンファレンスコールが2008年11月5日(水) 東部標準時間 午前10時にBDのウエッブサイト(www.bd.com/investors)で公開されます。また、このカンファレンスの模様は2008年11月12日一杯、BDのウエッブサイト(www.bd.com/investors)もしくは1-800-642-1687(米国内用電話)か1-706-645-9291(海外用電話)を通じて再度提供されます。アクセスコードは 67742305です。

本ニュースリリースには米国で一般に公正妥当と認められた会計原則(GAAP)以外の業績測定基準が含まれています。また、そうした基準または他の業績基準をGAAPに合わせて行った調整が本ニュースリリースおよび添付した財務関連に含まれています。