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検出時間を短縮する『BD ミジット™ 抗酸菌システム』

抗酸菌の増殖を蛍光量の変化として観察します。

現在の検査フローのまま、お使いいただけます。
   
● 貯蔵や培養に必要なスペースがわずかです。
● 観察が簡単です。
● これまでのインキュベーターをそのまま使えます。
● 機器等に余分なスペースをとりません。
● 検出後の検体を、感受性試験、DNAプローブ、同定試験などに利用できます。

特長

分離培養剤(ミジット)は抗酸菌の迅速な発育に適した液体培地を含んでおり、発育促進剤(ミジットOADC)と、分離検査用剤(ミジットPANTA)を加えて用います。
前処理をした検体を分離培養剤(ミジット)で培養し、UVライトを照射すると、抗酸菌の発育がある場合は明瞭なオレンジ色の蛍光が観察されます。
これにより、検出時間の大幅な短縮と、検出率の向上、簡便な観察が可能になります。
お手持ちの試験管立てを用いて、短時間で観察できます。
より迅速に結核菌を検出することにより、患者の早期診断や的確な治療の開始が可能になります。


ミジット分離培養剤 酸素蛍光センサーの原理

培養ボトル(チューブ)中で微生物(抗酸菌:結核菌)が増殖すると、培地中及びセンサー(O2センサー)に結合した酸素が消費され、蛍光量変化として測定される。


結果判定

●陽性の場合:
明るいオレンジ色の蛍光が、試験管の底と液体培地表面の反射として観察されます。
●陰性の場合:
蛍光がわずか、または全く観察されません。


操作手順

ミジット分離培養剤 4mLの場合

1. ミジットPANTAを滅菌精製水3mLで静かに溶解する。


2. ミジット分離培養剤4mLに
   ミジットサプリメント0.5mLと
   溶解したミジットPANTA0.1mLを加える。


3. ミジット分離培養剤4mLに
   NALC/NaOH前処理検体液0.5mLを加える。


4. キャップを閉め37℃で培養する。


5. UVランプ(365nm)を照射し、オレンジ色の蛍光の有無を観察する。
   (または、バクテック マイクロ MGITを使用して、陽性チューブの判定をする。)


3%小川培地との比較


3%小川培地とMGITの検出率の比較
*MGIT研究会デ−タ


3%小川培地とMGITの検出日数の比較
*MGIT研究会デ−タ

参考文献

●阿部千代治: 酵素反応性蛍光センサ−を用いた新しい抗酸菌迅速培養システムの検討,感染症学会誌, 70:360-365, 1996
 
●斎藤肇ら: Mycobacteria Growth Indicator Tube(MGIT)による抗酸菌の迅速検出法,結核, 71:399-405, 1996


製品一覧

カタログ番号 製品名 包装単位 分類
240862 BD BBL™ MycoPrep™ 75
水酸化ナトリウム液 (75mL)
リン酸緩衝液 500mL用粉末

75mL×10本
5包

75mL×10本
5包
240863 BD BBL™ MycoPrep™ 150
水酸化ナトリウム液 (150mL)
リン酸緩衝液 500mL用粉末

150mL×10本
10包

150mL×10本
10包
245111 ミジット分離培養剤 4mL 4mL×25本 4mL×25本
245113 ミジット分離培養剤 4mL 4mL×100本 4mL×100本
245114 ミジット分離培養剤 ミジット PANTA 6本 6本
245116 ミジット分離培養剤 ミジットサプリメント 6本 6本