日本初、薬局ロボットのデジタル ショップディスプレイ
「BD Rowa Vmotion デジタル・シェルフ」実証実験開始
長野県上田市イイジマ薬局にて

2020/07/06
※プレスリリースは発表時のものを掲示しております。発表後、内容に変更がある場合がありますのでご注意ください。


日本BD(本社:東京都港区、代表取締役社長:阿知波達雄)は、日本初となる薬局のOTC医薬品※1向けのデジタル ショップディスプレイ「BD Rowa Vmotion デジタル・シェルフ(以下、BD Rowa Vmotion)」の実証実験を長野県上田市のイイジマ薬局にて、2020年7月より開始いたします。

この度、イイジマ薬局に導入するBD Rowa Vmotion は昨年3月に発売した薬局ロボット「BD Rowa Vmax システム(以下BD Rowa Vmax)」の拡張機能の一つで、OTC医薬品向けのデジタル ショップディスプレイです。BD Rowa Vmotionに接続することにより、BD Rowa Vmaxで、調剤室とOTC医薬品カウンタ—双方で使用する薬剤の入庫払い出しから保管、在庫管理までを一括管理することが可能になります。

BD Rowa Vmaxは全世界で約10,000台、BD Rowa Vmotionは全世界では900台余が導入されています。

薬剤棚に替わるデジタルシェルフ
これまでのOTC医薬品の陳列棚に代わり、高解像度のタッチスクリーンのついたデジタルシェルフ(デジタルサイネージ)が薬局のカウンターに設置されます。薬剤師・登録販売者はタッチスクリーンを操作しながら、お客様の症状や要望にあった製品を電子カタログから選択。表示された商品を比較したり、商品の効能・効果、成分・分量、剤型、パッケージサイズごとの価格など必要な情報を拡大表示して説明することができます。タッチスクリーンで選んだOTC医薬品は、BD Rowa Vmotionからカウンター払い出し口に届けられ、服薬相談を中断することなく即座にお客様に手渡すことができます。
製品動画はこちらをご覧ください。



「患者のための薬局ビジョン」とセルフメディケーションの推進
高齢化に伴う医療費の増大や医薬分業の進展を背景に、薬剤師と薬局を取り巻く環境は大きく変化しています。国は2015年より、「患者のための薬局ビジョン」を策定して、薬局の在り方を明確にし、患者さんのための薬局づくりに取り組んでいます。薬局ビジョンに掲げられている、地域住民の健康相談に応える「健康サポート機能」や、高度な薬学の知識を基に医師の処方意図を理解し、患者さんに副作用や服薬について具体的なアドバイスができる「高度薬学管理機能」を兼ね備えた「かかりつけ薬局」を実現していくためには、薬剤師の業務を対物業務から対人業務へシフトすることも重要な要素となります。
また、一人ひとりが日ごろから自分の健康状態と生活習慣をチェックし、OTC医薬品を上手に使って自分自身で健康の維持、病気の予防や治療に当たるセルフメディケーションの推進も図られており、スイッチOTC医薬品の購入費用が所得控除の対象となりました。今後、薬局の果たす役割はますます大きくなることが期待されます。

この度、処方薬とOTC医薬品の両方を一元管理する薬局ロボットを導入したイイジマ薬局の飯島裕也社長(有限会社飯島 代表取締役)は、今回の導入にかける思いを次のように語っています。
「上田市の地域住民のヘルスリテラシーは高く、患者様は皆自分のかかりつけ薬局を持っています。患者様自身の健康相談をするために薬局を利用していただくことも少なくありません。そこで今まで以上に患者様に私どもの薬局を選んでいただく為に、患者様とのコミュニケーションツールの一つとして、Vmotionを導入いたしました。
イイジマ薬局では、月間3000件以上の処方箋を扱っています。今回、処方窓口とOTC医薬品カウンターの両方で扱う約3,300種類をBD Rowa Vmax一台で管理します。本システム導入により、『患者のための薬局ビジョン』に基づく「健康サポート薬局」として、より地域に密着した薬局になることを目指します。」

日本BDはBD Rowa VmaxシステムとBD Rowa Vmotion等の拡張機能を活用していただくことで、お客様に信頼される薬局づくりと業務の効率化に貢献し、薬局経営を支援してまいります。

※1OTC医薬品:医師による処方箋なしに、薬局・薬店・ドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品。「Over The Counter」の略で、カウンター越しに販売するかたちに由来している。

■イイジマ薬局
長野県上田市中央北2-2-17
TEL:0268-27-6688
営業時間:平日 AM7:30~PM9:00 日・祝日 AM9:00~PM7:30
代表取締役社長 飯島裕也

■イイジマ薬局に導入された製品の概要
BD Rowa Vmax
サイズ: 高さ 2.62m x 幅 1.63m x 奥行 5.55m
概要: 取り出し口 合計5口(調剤窓口用 4口、OTCカウンター用 1口 )
収容予定薬剤の種類: 処方薬 3000品目、OTC300品目
BD Rowa Vmotion デジタル・シェルフ
サイズ: 55インチ ディスプレイ 4枚

BD Rowa Vmax システム
BD Rowa Vmaxは装置内に設置されたロボットアームが薬剤箱を装置内の棚に並べたり、薬剤箱やボトルを自動で取り出して払い出す薬局ロボットです。処方薬、OTC医薬品を問わず、同じ装置内に保管され、調剤室とOTC医薬品カウンターの受取口に、指示された薬剤箱を払い出します。計数調剤をする処方薬では、BD Rowa Vmaxがバーコード管理により未開封および開封済を識別、自動的に装置内へ入庫、棚に整列させ、出庫の際は有効期限が短いもの、開封済みの箱を優先して払い出します。
BD Rowa Vmaxの拡張機能として、接続可能な機器に、営業時間内外問わず薬剤の受け渡しができる「BD Rowa Pick-up ターミナル」、医薬品を全自動で入庫する「BD Rowa ProLog システム / BD Rowa iProLog システム」、およびOTC医薬品のデジタルディスプレイ「BD Rowa Vmotion デジタル・シェルフ」があります。
BD Rowa Vmaxは、欧州を中心に10,000台が導入されています。
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セルフメディケーション税制とは
セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)は、医療費控除の特例として、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、2017年1月1日以降に、スイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けられる制度です。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html

患者のための薬局ビジョン
医薬分業の進展により薬剤師と薬局を取り巻く環境は大きく変化していく中、2015年より、国は「患者のための薬局ビジョン」を策定し、薬局のあるべき姿を明確にし、患者さんのための薬局の実現に取り組んでいます。本ビジョンでは、患者本位の医薬分業の実現に向けて、服薬情報の一元的・継続的把握とそれに基づく薬学的管理・指導、24時間対応・在宅対応、医療機関等との連携など、かかりつけ薬剤師・薬局の今後の姿を明らかにするとともに、中長期的視野に立って、かかりつけ薬局への再編の道筋を示しています。https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000102179.html