11月14日 世界糖尿病デーに、今年も社内イベントを開催!

今や、世界の成人人口のおよそ5から6%となる、2億5,300万人が糖尿病を抱えているといわれています。このまま何もしなければ、次世代までにその数は3億8,000万人まで昇ることが予想されています。2006年12月、国連総会議で、「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が可決し、11月14日が「世界糖尿病デー」と指定されました。糖尿病は、体力的にも経済的にも大きな負担となる慢性疾患であり、その複雑な問題は、家族、国、そして全世界に深刻なリスクをもたらす、という認識を得ました。

昨年の世界糖尿病デーに、ブルーにライトアップされた
東京タワーまでウォーキングしたときの写真。
11月14日(金)の世界糖尿病デーには、昨年に引き続き、日本BDは赤坂本社において、社員を対象に糖尿病についての理解を深めるために社内イベントを開催します。

BD(米国本社)には、「あらゆる人々の健康なくらしを応援します」という企業理念を実現する試みの一つとして、Pursuing Our Purpose (私たちの目的に向かって進んで行こう)、という社内的なプログラムがあり、このイベントもその一環です。この主旨は、「私たちの企業としての活動が世界中の人々に真に貢献できること」が私たちの目的であり、そのために「何が本当に必要とされているのか」を正しく理解し、日々の活動に活かしていこう、というものです。

11月14日の世界糖尿病デーは、昨年に引き続き、私たちBDにとって重要な分野である糖尿病について社員が学ぶためのさまざまなイベントが、世界各地のBD支社において企画されています。

日本BDの社内イベントの内容

  • 糖尿病に関する社内展示会
  • 糖尿病に関するプレゼンテーション
       ・BDにおける糖尿病への取り組み
       ・ゲストスピーカー: 糖尿病業界のメーカーの方。
       ・ゲストスピーカー: 1型糖尿病の患者のご家族の方。
  • 赤坂サカスからのウォーキング
  • 寄付金の贈呈: 社員からの寄付金と会社でマッチングし、その収益を全て1型糖尿病患者様の団体へ寄付します。
糖尿病は世界中で激増しており、様々な疾患を併発する困難な病気です。正しい予防もしくはケアについて、皆が理解を深めることが大切です。そして、すでに手助けを必要としいている人たちに、何ができるかを知ることも重要なことです。

BDは、世界糖尿病デーの社内啓発イベントをとおして、社員1人1人が糖尿病についての正しい知識を持つことにより、自分たちの健康も守り、延いては日ごろ製品をご使用していただいているユーザーの皆様にさらにお役に立てるよう専心し、そして何より患者様のQOLに貢献するよう、活動を続けてまいります。

【Pursuing Our Purposeプログラム】
糖尿病以外にも様々な活動があります。その1つの例として、HIV/AIDSの予防の十分な器材や知識がないために、2次感染の犠牲者が絶えないアフリカのザンビアやガーナに、NPO団体等と協力して社員からなるチームを派遣し、現地の人々に安全な医療機器の提供やそれらの使用方法のトレーニングを実施し、安全な医療活動の自立のお手伝いもしています。