医療関係者向けのページです

粉末培地 調整法 (日本薬局方関連)

製品名に、*のあるものはDifco製品です。

211043 トリプチケースソイ寒天培地(SCD寒天培地)
236950 トリプティックソイ寒天培地(SCD寒天培地)*

1. 粉末培地40gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。過度に加熱してはならない。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

211764 トリプチケースソイ寒天培地LP添加(SCDLP寒天培地)
255320 トリプティックソイ寒天培地LP添加(SCDLP寒天培地)*

1. 粉末培地45.7gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。約45℃に冷やす。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。
※表面付着菌用平板培地を作成する際は、1枚あたり16.5-17.5mLの培地を用いる。

211768 トリプチケース ソイブロス
211825 トリプティックソイブロス*
296264 トリプチケースソイブロスγ線照射済

1. 粉末培地30gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 完全に溶解するまでゆるやかに加熱する。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

211260 流動チオグリコレート培地
225650 流動チオグリコレート培地*

1. 粉末培地29.8gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
4. 15℃〜30℃で保存する。使用前に30%以上がピンク色になっている場合は、吸収した酸素を抜くために100℃で再度加熱する。
5.作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

NIHチオグリコレートブロス*

1. 粉末培地29gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
4. 15℃〜30℃で保存する。使用前に30%以上がピンク色になっている場合は、吸収した酸素を抜くために100℃で再度加熱する。
5.作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

218263 R2A寒天培地*

1. 粉末培地18.2gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

211638 標準寒天培地

1. 粉末培地23.5gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

256620 EEブロス(Mossel)モッセル*

1. 粉末培地45gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1-2分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 100℃で30分間加熱する。オートクレーブしてはならない。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

218661 バイオレットレット胆汁グルコース寒天培地*

1. 粉末培地41.5gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。オートクレーブしてはならない。
3. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

220100 マッコンキーブロス*

1. 粉末培地35gに精製水1Lを加える。10mLの検体をテストするには、2倍濃度の培地を作製する。
2. ダーラム管を入れた試験管に分注する。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

211387 マッコンキー寒天培地
212123 マッコンキー寒天培地*

1. 粉末培地50gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
注意事項: もし、マッコンキー寒天培地を12時間以内に使用する場合は、オートクレーブを省略し、ゆるやかに(弱火で)培地を5分間沸騰させる。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

278850 XLD寒天培地*

1. 粉末培地57gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、培地が沸騰するまで加熱する。過熱してはならない。オートクレーブしてはならない。
3. 水浴で45-50℃に冷やし、すぐに使用する。過度の加熱は沈殿を生じる。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

285420 セトリミド寒天基礎培地*

1. 粉末培地45.3gに10mLのグリセロールを含む精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。過度に加熱してはならない。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

211407 マンニット食塩寒天培地

1. 粉末培地111gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

218081 強化クロストリジウム培地*

1. 粉末培地51gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

211124 コロンビア寒天基礎培地

1. 粉末培地42.5gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

238230 サブローデキストロースブロス*

1. 粉末培地30gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。 過度の加熱はより柔らかい培地の原因となるため避ける。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

210950 サブローデキストロース寒天培地*

1. 粉末培地65gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 撹拌しながら加熱し、1分間沸騰させて完全に溶解させる。 過度の加熱はより柔らかい培地の原因となるため避ける。
3. 121℃で15分間オートクレーブする。
4. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

214943 ラパポート・バシリアジス・サルモネラ増菌用ブロス

1. 粉末培地28.5gに精製水1Lを加えてよく混和する。
2. 完全に溶解するまでゆるやかに加熱する。
3. 適当な容器に10mlを分注する。
4. 115℃で15分間オートクレーブする。
5. 作製した培地は、安定した精度管理菌株を用いて性能をテストする。

関連情報

日本薬局方関連培地

第16改定日本薬局方(JP)、米国薬局方(USP)、欧州薬局方(EP)の三局調和に基づくBD Difco/BBLブランドの粉末培地をリストにしました。局方に準拠した品質・性能試験を行っており、これらに準拠した試験成績書(Certificate of Analysis)をロットごとに発行しております。