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『BD Rota/Adeno エグザマン スティック』 FAQ 検査について

2009年6月1日

検査手順を教えてください。


検査手順はこちらをご参照ください。


スティックを試料に浸したにも関わらず、何もラインが現れなかった場合、スティックを再利用する事はできますか?

できません。一度試料に浸すとコンジュゲートパッド中の標識抗体が溶出してしまうからです。必ず新しいスティック用いて検査を行ってください。


便検体または綿棒検体に血液が混じってしまいましたが、検査に影響ないでしょうか?

ロタウイルス抗原及びアデノウイルス抗原添加陽性検体及び陰性検体に各妨害物質を添加して試験したところ、下記の濃度で測定結果に影響は認められませんでした。

妨害物資測定検体中濃度
ビリルビンF約1.0 mg/mL
ビリルビンC約1.0 mg/mL
溶血ヘモグロビン約25 mg/mL
乳び約5000 ホルマジン濁度※

※ホルマジン濁度:水の濁りの程度を示す指標で、水1L中にホルマジン1mgを 含む時の濁りに相当するものを1ホルマジン濁度として表します。