Check Performance実行
- 5mlの測定用チューブにCSTビーズを用意します。
ビーズの調製:
ビーズのボトルをVortex Mixerなどにかけてよく混和した後、0.35mlのFACSFlowあるいはPBSに対して1滴のCSTビーズを加えます。
- ビーズをLoadするように指示がでますので、ビーズをLoading Portにセットし、OKをクリックします。
- Setup ControlウインドウのRunをクリックします。
- ビーズがLoadされ、Check Performanceが開始されます。
- Running Cytometer Performance…の画面が表示され、ビーズの取り込みが自動的に行われます。
Check Performanceでは次のTaskを行います。
チェックが終了した項目については、レが表示されます。
- Check PerformanceのSetup Tasksの項目がすべて終了するとビーズがUnloadされます。
- 続いて、セットアップ終了のメッセージが表示されます。
View Reportをクリックし、Cytometer Performance Reportを表示します。
<Cytomerter Performance Reportの確認>
Cytometer Performance Reportが表示されます。次の項目について確認します。
- 各LaserのPrimary ChannelのBright Bead % Robust CVが6以下であることを確認します。
Primary Channelはそれぞれ次のパラメーターのことを示します。
Blue Laser FITC (Blue E)
Red Laser APC (Red B)
Violet Laser Pacific Blue (Violet B)
- ΔPMTV のすべての項目が50以下であることを確認します。ΔPMTVとは、Baseline設定時からの検出器感度(PMT Voltage)の変動を表します。
- P/Fのすべての項目が、Passであることを確認します。
どの項目か、基準値を超えている場合、もしくは、P/FがFailの場合には、トラブルシューティングへ進みます。
<CSTの途中でUn Loadする時>
- フローセルアクセスドアが開いている。フローセルアクセスドアを閉めてください。
- サンプルラインが詰まりかけている。
ピンチバルブチューブを交換してください。
- CSTビーズが沈殿している。もしくはCSTビーズを撹拌せずに作製してしまった。
CSTビーズを作成し直してください。
- フローセルが汚れている。
Clean Flow Cellを実施してください。