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3. 菌液調整 

懸濁し難いコロニーの菌液調整


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ブロスの準備
1. ブロスを取り出し、検体番号をラベルに記入します。

2. ブロスにガラスビーズを入れる
ブロスに直径2mm位のガラスビーズを0.5〜1g程度いれます。。

菌液の調製
1. 釣菌
無菌操作法を用いて、滅菌綿棒(ポリエステル製は用いない)の先端、またはディスポーザブル白金耳で、適切な培地の1つから、純培養したコロニーを多く釣菌します。

2. ブロスにコロニーを懸濁
BBLCRYSTAL ブロスにコロニーを懸濁します。

3. ボルテックスミキサー等で撹拌
再びブロスにキャップをして、約10〜15秒間ボルテックスミキサーで攪拌します。

4. ソニケート
45khzの条件で、5分ソニケートします。

5. 「ボルテックスミキサー等で撹拌〜ソニケート」を繰り返す
約10〜15秒間ボルテックスミキサーで攪拌します。
再度攪拌し45khzの条件で、5分ソニケートします。

6. ブロスを5分間静置します。

7. 上澄み液を使ってマクファーランド濃度の調製をします。