滅滅菌操作の実行:Prepare for Aseptic Sort
Prepare for Aseptic Sortでは、シースラインをFACSClean および70%エタノールを使用して、滅菌を行います。シースタンク、DIタンクが無菌状態に保たれていることが必要です。
操作には、約45分間を要します。
<使用する溶液および備品の準備>
- Ethanol タンク:70% エタノール 約2L以上
- DI タンク:滅菌蒸留水(3mlFACSClean/1L DI)約2L以上
- FACSCleanタンク:FACSClean 約2L以上
- 0.2um シースフィルター
※ 3ヶ月以上経過しているフィルターは交換を推奨いたします。
※ アジ化ナトリウムは、ノズルなど金属パーツを劣化させる可能性があります。
- 初めに各フィルターの気泡を除去するため、CytometerメニューのCleaning ModesからPrime after Tank Refillを実行してください。
- CytometerメニューのCleaning Modeより、Prepare for aseptic sortを選択します。次のウイザードが表示されます。
- シースタンクおよびシース液、DIタンク、蒸留水が滅菌されていることを確認します。Doneをクリックします。
- ノズルを取り外し、Closed-loop ノズルを装着し、Done をクリックします。
- DIタンクより、送液チューブをはずし、 FACSCleanタンクの送液チューブを、DI送液コネクションに接続します。接続後、Doneをクリックします。
(センサーは外す必要はありません)
- DI送液コネクタに接続してある、FACSClean送液チューブをはずし、FACSClean送液コネクタに戻します。また、DIの送液チューブをDIのコネクタに接続します。接続後、Doneをクリックします。
- シースタンクから、シースライン(シースフィルターは一緒にはずさない)をはずし、Fluidics Cart側面の送液Port へ接続します。接続後、Doneをクリックします。
クリーニング操作が始まります。このクリーニング作業は、20分程度掛かります。
- クリーニング終了後、シースラインをFluidics Cart側面の送液ポートから外します。
- シースタンクに接続されている、古いシースフィルター(0.2um)をはずし、新しいシースフィルターを接続します。Doneをクリックします。
- シースラインを、新しく交換したシースフィルターを介してシースタンクに接続します。Doneをクリックします。
- 洗浄プロセスが終了すると、メッセージが表示されます。
a) 測定を続けるには、下記のRunをクリックし、Fluidics Startupを実施します。
b) 終了するには、下記のRunをクリックし、シャットダウン手順に進みます。