取り込みに関するトラブルシューティング (2)
症状 考えられる現象 解決方法
Threshold Rate (Event Rate)が予想より低いようです。 サンプルが十分に攪拌されていない可能性があります。 サンプルをよく攪拌してください。
サンプルに凝集物がある可能性があります。 サンプルにメッシュを通してください。
サンプル濃度が低すぎる可能性があります。 サンプルを濃縮してください。
サンプルの流れるラインが詰まりかけている可能性があります。
  1. 「Cytometer」メニューの「Cleaning Modes」より「Sample Line Backflush」を実施します。
  2. BD FACS CleanをロードしてFlowRate11でしばらく流します。そのあと滅菌水または蒸留水を流し、BD FACS Cleanを洗い流してからノズルを付け直します。
  3. 上記を行っても流れない場合は、ピンチバルブチューブが詰まっている可能性があるのでピンチバルブチューブを交換します。(この時サンプルラインが折れていない事を確認してください。)
  4. 上記を行っても流れない場合は、サンプルラインを交換します。
Thresholdの値が高すぎる可能性があります。 適切なThresholdの値に設定してください。
Divaソフトのメモリーの上限を超えている可能性があります。 BD FACSDiva ソフトウェアで処理したThreshold Rate (Event Rate)を、Threshold Countと比較します。もしThreshold Rateが低すぎるようなら、アプリケーションを終了して、再起動します。
ウィンドウ上に「Master DAQ Overflow」と表示されます。 Threshold Rate(Event Rate)が高すぎる可能性があります。 イベントレートを下げる、もしくは適切なThresholdの値に設定してください。
フローセルが汚れている可能性があります。 「Clean Flow Cell」を実施してください。
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