Workspace Templates
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さて、これまでグループを使用することを強調してきましたが、それは最終的には、この分析を繰り返し、毎週やり直すことはしたくないからです。同じ染色パネルで異なるサンプルを異なるタイムポイントで分析するのであれば、経時的分析をするのであれば、そうしたことはしたくありません。これで分析はすべて終わりましたよね? もう 1 時間もかかっています。

これを翌週もやりたくはありません。そこで強調しておきたいのは、ファイルの保存にはいくつか種類があるということです。ワークスペースウィンドウの [File] タブでは基本的な保存ができます。つまり、ワークスペースがWSPとして保存されます。ワークスペースを保存すると、実際にはデータの保存先からデータが呼び出されます。保存されたワークスペースを開くと、すべてが保存したときのままになっています。ゲート、グループ、ゲーティングツリー、グループ内のすべてのサンプル、レイアウト、そしてテーブルはすべて元のままで、最初に読み込んだデータファイルもあります。

また [Save As] オプションもあります。これがテンプレートとして保存する [Export as Template] オプションです。このオプションでは WSP ファイルではなく WSPT ファイルが作成されます。唯一の違いは元のデータが呼び出されないことです。このファイルには分析の構造がすべて含まれており、データが読み込まれていない状態になっています。この分析を [Export as Template] で WSPT としてデスクトップに保存します。保存したら分析を閉じて、この WSPT ファイルを開きます。

お気付きのように、データを待つだけの状態になっています。分析があり、"Drag Samples Here" と表示されています。ゲートがあり、作成したレイアウトがあり、データを待つだけの状態です。ここで次のランのデータを読み込むと (ここでは同じランですが)、ネーミングスキームが同じである限り、データは作成した動的グループに取り込まれます。この情報をドラッグアンドドロップで読み込むと、すべての動的グループがサンプルの名前に基づいてサンプルを捕捉し、データがレイアウトに表示されます。

しなければならないのは、バッチレポートでレポートを作成し、こうした新しいサンプルでゲート構造全体のレビューを開始することだけです。テーブルも既にできていて、歯車ボタンを押してテーブルを作成し、レポートを作成するだけになっています。ボタンをクリックするだけで、グループやゲートを作成する段階から、ゲート構造を新しいデータでレビューする段階へと、翌週の実験に向けて一段階進むことができました。